自分の業界(ソフトウェア開発)にとってWebはもう必須のツールである。料理人にたとえて包丁に当たるのはPCかもしれないけど、Webはまな板のようなものだ。
古い時代にそうであったように、前もって情報を集めたり書籍を購入すれば、Webなしで出来る仕事かもしれないが、無いと困るツールであるのは間違いない。まな板なしで包丁を使う料理人はいるであろうか。
しかし今日、今行ってる仕事場でいきなりWebを見ることが出来なくなった。見ることが出来ないというのはちょっと間違いで、MicrosoftとかSymantecとかドコモとかのトップ企業のページだけが見えるのだ。
仕事場の会社の人に話を聞いたあるメンバの話によると、どうやらWebの閲覧ポリシーを変更したそうだ。今までは、見ることの出来ないURLやキーワードをガードしていたが、これからはまず全部見えなくして、申請を受け検閲でOKだったURLだけを見みることができるらしい。(そのうち、説明があるとのこと。是非説明をしてから実施して頂きたいものだ)
これには驚いた。こんなんじゃググるだけにも数時間から数日かかかるわけで、今すぐ調査したいってことはほとんど無理なわけだ。というか、今はGoogleもYahoo!も見ることが出来ないわけで...
そこの会社のセキュリティ部門は一体何を考えているのだろうか。これでこの会社のセキュリティがより高まったと思っているのかもしれないが。今の状況だと格安のイーモバイルとかでこっそり外部接続する人が増えるわけで、そうなると本当の情報流出危機になると思うのだが。
コメント
素晴らしい閲覧ポリシーですね。
前時代的な経営者の顔が目に浮かびます。
仮にセキュリティが保たれたとして、失うものが大きすぎるような。
そのうち「検索用端末」や「プログラム実行用端末」が部毎に配置されるんじゃないでしょうか。
そんなに社員を信用できないなら、バイト君を5人くらい雇って履歴を検閲すればいいのに。
ホント素晴らしいガードポリシーです。
おかげで今日の仕事もかなり進みませんでしたよ(笑)
http*://*/* ってURLを申請したら怒られるだろうな。(*はワイルドカード)
そういう企業が増えるとイーモバイルの販売が伸びますね。
ですよね。自分も料金プラン調べちゃいましたよ。