流し台の排水溝の詰まりをやっつけた

数週間前からヨメに「排水溝の水がなかなか流れていかないときがある」と言われてました。
その時は次の日に管理会社に連絡すればいいや、と思っていて忘れてしまっていたのでした。

そして今日、完全に流れなくなりました。直前までは流れていたのに...
業者にお願いすると何万円もかかるのはわかっていたので、とりあえず管理会社にお願いしてみようと電話したのですが祭日のためお休みのようです。これは困った。

というわけでググってみると、完全に詰まってしまった場合は家庭用のパイプクリーナーだとほとんど効き目がなくて、苛性ソーダ系の業務用パイプクリーナーを使うか、排水用ワイヤーブラシを使ってみるか、業者を呼ぶという選択肢しかないようでした。

とりあえず、業者なしで即日開通したかったので、近所のホームセンターに行って家庭用の排水用ワイヤーブラシ(5m)を1700円ぐらいで買ってきました。3mや15mとかいろいろあったのですが、値段と長さから5mのにしました。それと、先端に小さなブラシがついているのと、ブラシなしのもあったのですが、ここはブラシありを選択しました。

流し台の側に置いてある物はすべて避難して、新聞紙とゴミ袋を開いたものでカバーして作業開始。ここからがかなり大変でした。

まず、最初の難関。排水溝からまっすぐ入れていって50cmくらいで最初の直角コーナーがあるのですが、そこから先に入ってくれません。
5mもあるのに50cmで終了じゃしゃれにならないと、がんばって何度も出し入れしているとスポッとやっと入ってくれました。
そして少し入って1mぐらいの場所で第2の難関が。
またそこから入っていきません。ワイヤー(全体が直径5mmくらいのコイルになっている)を回すための簡易ハンドルをロックして手首でぐるぐる回すのですが、簡易的なハンドルでしかないのでものすごく大変です。
構造的には、コイル状のワイヤーをぐるぐる回すことによって、先端部分もぐるぐるまわって暴れて、まがったパイプの先を強引に見つけて入っていく仕組みのようです。
ただ、そこからどうしても入っていかないのです。

そこで、一度すべてのワイヤーを引き出して(これが油でべとべとになってて臭いんだ)、先に取り付けたブラシを外しました。

最初からもう一度チャレンジすると、コツがわかってきたせいか1mのポイントまでは簡単に入りました。そこでぐるぐる回しながら押し込んでいくと、ぐっと入っていくポイントがありました。
そして、どんどん入っていって3mほど行ったところで、また入らなくなりました。ぐるぐる回して何度も出し入れしてもそれ以上入っていきません。

もしかして、もう詰まりは開通しているのでないかと期待して、そのまま水を流してみたのですが、残念ながらまだ開通していませんでした。

ここでやめるのも悔しいので、さらにぐるぐる回して押していくと、なんと、グボッという音とともにたまっていた水が流れていきました。どうやらワイヤーが入っていかない箇所に(まがっている?)に油とかがたまって細くなって、そこに何かが詰まっていたようです。

やったー開通だ。すごくうれしかったのですが、この際なるべくきれいに掃除をしておこうと思い、さらにぐるぐる回して行ったのですが、とうとうそれ以上中に入れることは出来ませんでした。

当初の目的は果たせたので、ワイヤーを抜き取りましたが、油と下水でベタベタのワイヤーとハンドルは洗うのも大変なので、捨てることにしました。はっきり言ってこれは使い捨てだと思います。

ググったページによると、家庭用の排水用ワイヤーブラシで運良く開通しても、油の汚れは取り切れていない場合がほとんどらしいので、そのページの宣伝にうまく乗せられている気がしないでもないのですが、そこから業務用のパイプクリーナーセットを購入しておきました。
(ただここのページはかなり詳しくて、今回の詰まり解消にかなり役立ちました)

これを定期的に使うことにより、固まった油部分をある程度除去することが可能なようです。もうこんな苦労したくないので、この値段で詰まらなくなるのであればいいかなと思ってます。

業務用パイプクリーナー | 排水つまり | ビーエヌクリーンで詰まりスッキリ!

コメント

  1. ひろ! より:

    大変でしたね、でも、解決できて良かった良かった。

  2. mount より:

    ありがとうございます。
    流し台も別に油を流したり、カスを流したりしないできれいに使っているんですけど、長年使ってると詰まるみたいですね。ウチの場合は7年ぐらいでした。

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