財布が盗まれた!

立川の昭和記念公園で行われたTOKYOエンデューロ夏レースへ行ってきました。
出場したのはTさんと私、二人チームの2時間エンデューロ。2時間で公園の回りの特設コースを交代しながらぐるぐる回り周回数を競うという市民レースです。今日はそこで散々なめに合いました。


スタート前に私のMTBがパンクしてしまい、チューブを買ったり(買ったチューブも1度別の規格のを買ってしまった)、
交換するためにあたふたしていました。実はついていないのはここから始まっていたのでした。
私はタイヤを交換していたのでTさんがスタート。10分くらいで私の準備が終わり、交代するためにピットへ向かいました。
交代して私も2週、Tさんも私もなかなかいいペースだったような気がします。再度交代後トイレに行ってテントのある場所(雨が降るのでキャンプ用のテント内に荷物とかを入れていた)にもどって休んでいました。
ふと、テント内の荷物を取り出そうとすると、なぜかメッセンジャーバックに詰め込んであった私の短パンが外に出ていました。あれ?と思うといやな予感通りポケットに入れてあった財布がありません。(バレンタインデーに嫁からもらった財布なのに(涙))やばい、盗まれたんだ。でもさっきのバタバタで私がどこか別の場所に置いたのかもしれないと思い、工具箱やら昼食の入ったビニール袋をひっくり返して探しましたがどこにもありませんでした。そのまま事務局に届け出ようと考えたのですが、このままだとTさんが何周も走らなくてはいけくなるので、とりあえずピットへ。10分後ぐらいにTさんが帰ってくるまで、それはそれはものすごく長い時間でした。
Tさんに、やばいです、財布が盗られちゃいました。と言うと、最初は何のことかわからないようでしたが、数秒後「じゃ、オレのも盗られたのか!」
と叫びテントへ急ぎました。そこにはやはりTさんの荷物が入ったリュックがなくなっていました。私は自分の財布がなくなったのでいっぱいいっぱいで気づかなかったんですが、残念ながらTさんの方が被害が大きかったのです。私はメッセンジャーバッグに入れていたP1(デジカメ)と、わかりにくいバック裏のポケットに入れていた保険証、レースの書類に押すために持ってきたシャチハタが無事だったのですが、Tさんは着替えやバイク用のレインコート、財布、携帯、車のキーも入ったリュックごと盗られ、私以上にショック
だったはずですが、落ち着いてテントの側に席を作っていた家族連れに怪しい人は見かけなかったかを訪ねていました。流石です。私はそんなことも出来ないでいました。しかし残念なことにだれも見かけていないとのこと。落ち着いてその時の状況を考えてみると、テント内にあたかもテントの持ち主のような顔で入ってしまえば堂々と犯行出来るし、メンバーが二人しかいないことを知っていれば、交代までの一定時間は必ずテントが空になることがわかってしまう一番危ない状況を作り上げてしまっていたのです。不覚でした。
また、私がタイヤ交換であたふたしているのを見ていたなら、ポケットに入っていた財布のことも知っていたのかもしれません。それを考えると、すごく悔しいです。
その後、大会事務局の方にに説明するとその方はとても痛そうな顔をしていました。(そりゃ痛いですよね、ごめんなさい)。とりあえずこういうときは公園事務局と警察に届けを出してくださいとのこと。また少し後で「盗難が増えておりますので気をつけてください」という放送があったのでもしかして別にも盗難があったのかもしれません。
私の携帯が残っていたのでTさんは奥さんに連絡してカード等をストップしてもらい、すぐに駐車場へ急ぎました。盗られた車のキーにはリモコンがついていたので、駐車場で車を見つけ出して最悪盗まれてしまうと考えたからです。私も嫁に連絡してカードを止めてもらうようにしてから、必要な物を持って公園の事務局へ行きました。そこで書類を書いて車のある場所へ戻るとTさんは見張りをしていました。
このままでは身動きがとれなく車もお金もなく家へも帰ることができないので、Tさんの奥さんに連絡してスペアキーを持ってきてもらうことになりました。見張りを交代して今度はTさんが公園事務局へ。その足で会場に戻り荷物をすべて片づけて運んできてくれました。私の分もあったので工具も含めものすごい量の荷物です。ビニール袋を両ハンドルにたくさんぶら下げて帰ってきたTさんを見ると感心してしまいました。私はその間ヨドバシカメラとビッグカメラのカードを止める手続きを行いました。先週、冷蔵庫と掃除機を買ったので結構ポイントが貯まっていたからです。その後、車の側の木の下で2時間半ほど待ち、Tさんの奥さんが立川駅に着いたのでTさんがMTBで鍵を受け取りに向かうことにしました。その時、また急に雨が降り出したので、私が買ってあったコンビニカッパを着て向かいました。直後に雨は大雨になり、木の下に置いてあった荷物やMTB、そして自分までもびしょ濡れにになりました。ホントついていない一日です。すごく寒かったです。
Tさんが戻ってきてやっと車のドアが開き、荷物をすべて詰め込んで公園のすぐ横の立川警察署へ向かいました。時間は財布がなくなってからすでに4時間が経っていました。警察署も日曜日の夕方なので人もあまりいなく届けを出すにもたくさんのことを聞かれて結構時間がかかりました。Tさんの運転で帰宅できたのが7時半前、珍しく高速がどこも混んでいなかったことが今日初めてよかったことでした。この日は本当に疲れました。私もTさんも。精神的にも肉体的にもレースよりずっと疲れました。これからのレースでは貴重品はなるべく持って行かず、持って行っても目を離さない、または誰かが身につけているようにする。じゃないとレースに集中できません。これが今回の痛い経験から得た教訓です。

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